精神科搬送事例

男性42歳　統合失調症　覚醒剤使用歴あり

家族に障害があり息子に対応しきれず、スタッフより搬送依頼がありました。

お話しによると身長180cmぐらいでヒョロッとしているという話しですが、私たちは気を緩めず突然なことにも対応出来るように準備していきました。

家族の方は疲れ切っているご様子で、これからのことをご説明してからご本人にお会いします。

スタッフからご本人に声をかけて頂いて、私からもご挨拶しました。

本人も疲れ切っているご様子で、私の車で移動するように声がけするとスムーズに乗って頂けました。

ここまでは順調でしたが病院までの車の移動が30キロぐらいあり、幻聴や妄想の言動が続くようになりました。

本人が落ち着くのであれば、多少の奇声は許容の範囲です。

病院に早めに到着したので、車中で1時間くらいの待機になりました。

本人はタバコが吸いたいと暴れだしました。残念ながら喫煙所はありません（ある病院もあります）

こちらもこれ以上暴れ出すと、何らかの方法を取らざるを得ない状況で、先生にお会いすることが出来ました。

本人は千鳥足の状態だったので、病院へ来られて良かったのではないでしょうか。

ストレッチャーや車椅子、介助をして移動されたい方へ。

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