民間救急とは

民間救急とは?

民間救急・介護タクシーなど、いまだに知らない方に多く出会います。
大丈夫です安心してください、知らない方はよくいらっしゃいます。

なぜなら民間救急・介護タクシーは福祉限定車両だからです。
健常者の方や、介助が必要無い方はご利用できません。

健常者の方も脚を骨折したなど、いきなり介助が必要になるときがあります。
その時初めて民間救急をご利用することになります。

このような時にご利用いただけます

  • 転院・入退院・通院の時やリハビリ等一時帰宅のなど
  • 冠婚葬祭などご出席のとき(お花見・温泉など)
  • 空港や駅からご自宅や病院などへ移動したいとき
  • 旅行へ行きたいとき
  • 救急車を利用する程でも無いけど、病院へ行きたいとき

※個人のご利用者様はもちろん、各病院・施設様など多くの方に信頼を得ております。

近年、消防の救急車は使わない方向になりました

病院から救急車じゃなく民間救急車が使えますと言われる場合が出てきます。
このような需要に応じて民間救急サービスが増えてきています。

ちなみに消防の救急車の車両代金は1,000万円を越え、中の機材も1,000万円近くいくと思われます。
そして三人対応(救急救命士等)の人件費。

救急車はオーダーメイドですが、市販されている車で考えれば高級車なみの価格ですね
→日本の救急車

それが無料。実際は各自治体が払っています
→救急車 1回の出動で約4万5,000円の税金が使われている!?

民間で運営したらかなりのご利用代金を頂くと思われます。
民間救急等はやることが限られているので、そこまでは頂かない低料金です。

救急車

ご利用料金内訳は。。。。

知らない方からすると「消防の救急車+普通のタクシー」と思われるかもしれませんし、シートをベッドにしているだけで、料金は普通のタクシーと同じと思っている方。その考え方は違うと思っていた方が良いと思います。

料金の比較

  • 民間救急・介護タクシーは介助料+機材料金+運賃
  • 消防の救急車は無料。
  • 普通のタクシーはタクシーメーターか時間運賃

民間救急と消防、(介護)タクシー等でやれることやれないことが資格によってそれぞれあります。

料金

民間救急車サービス

民間救急とは、転院や入退院、通院などの緊急性がない場合に搬送を行う民間の搬送事業者です。
民間救急事業者は、東京消防庁の認定を受けており、乗務員は応急、手当に関する講習を修了し、車両には一定の装備や資器材を備えています。
※医療行為はできません。
民間救急は平均すると1~3名対応です。

リフトを降ろした状態

民間救急、リフトを降ろした状態

ストレッチャーを設置した車内

民間救急、ストレッチャーを載せた車内

救急車の脚折れのストレッチャーでは2人必要ですが、リフトが付いている車両では1人で行えます。
2人以上の対応は、自宅の出入りに必要な場合があります。

東京消防庁患者等搬送事業者認定表示制度にはこのように書かれています

乗務する人員に関すること。

患者等搬送業は、患者等搬送用自動車1台につき2人以上で行うこと。
ただし、次のいずれかに該当する場合は、乗務員を1人とすることができる。

  1. 車椅子のみを使用する場合
  2. 乗務員以外に医師、看護師又は救急救命士が同乗する場合
  3. 退院の場合
  4. 医師により事前に入院日が指定されている場合
  5. 医師の指示による転院及び定期的な通院の場合
  6. 社会福祉施設、保養施設への送迎の場合

患者搬送事業者の認定制度

民間救急は認定制です。
民間救急と介護タクシーの違いは、消防庁に認定されて民間救急に所属することが出来ることです。
ちなみに患者等搬送乗務員の認定は、民間救急・介護タクシー両方とも所持出来ます。
安い料金だから介護タクシーを頼んだら、資機材など積んでいないし、人も足りないことはありえます。
電話で依頼される時は、詳しい情報をお伝えください。
普通のタクシーみたいに来るだけの情報だと、それなりの対応しかできない業者が来ることになります。

東京消防庁患者等搬送事業者認定表示制度

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