精神病患者様を安心安全に搬送(民間救急)

統合失調症・妄想　男性　35歳

30歳代の患者さんは元気な人が多いです。

そして今回の患者さんは体重が100kg台。体重だけで判断出来ませんが、私どもの体制は3人です。

まー、患者さんにお会いした時のパワーが凄いです。

ご家族は年が離れてると見受けられ、患者さんが暴れ出したら抑えることは難しいでしょう。

患者さんは一人暮らしで、お部屋はかなり汚れているとのお話しでしたが、家族の方が多少ゴミを避けて頂けたみたいで、足の踏み場はありました。

お休み中のところご挨拶させて頂きましたが、でっかい声で「病院へは行きたくない」とお話しします。

声はかなりデカいです。

これくらい声が出ていると、本人もどんどん興奮してくるでしょう。

行きたくない条件はいくつかあったので、そこでは無い病院だとお伝えしました。

ベッドの周りはパソコンだらけ。直接の原因では無いでしょうけど、この状態では心が安まることは無いと思われます。

何とか私どもとうねりケアサービスの車に乗って頂き、病院へと搬送することができました。

搬送の途中、病気とは直接関係の無い話しを思い出したように話していました。

病院へ到着してからは車での待機の時間がありました。

体調は悪くなる様子があります。体を揺らしたり発汗も多量に出てきています。

家族の方も心配して汗を拭いてあげたりしています。あれだけ罵倒されていてもかわいい息子さんには変わりが無いということです。

しかし病院の先生の指示通り待機です。

どうにか病院の先生とお会いすることができ、無事病室へと移動ができました。

ストレッチャーや車椅子、介助をして移動されたい方へ。

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